北京五輪日本選手団の結団式開催 高木美主将「今回は冬季競技の活躍で日本中に勇気と明るさを届ける」

[ 2022年1月29日 16:46 ]

スピードスケートの高木美帆
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 北京冬季五輪(2月4日開幕)に臨む日本選手団「TEAM JAPAN」(選手124人、役員・スタッフ138人)の結団式が29日、都内のホテルで開かれた。新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、選手団では伊東秀仁団長、原田雅彦総監督、主将の高木美帆(スピードスケート、日体大職)、旗手の郷亜里砂(スピードスケート、イヨテツク)の4人のみがマスク姿で出席。他の選手・役員はオンライン視聴での参加となった。

 主催者あいさつでは日本オリンピック委員会(JOC)の山下泰裕会長が「北京に挑む選手には東京大会で躍動したアスリートの思いを受け継ぎ、自らが全力で競技に取り組む姿勢を通して、多くの方に勇気・希望・感動を届けてくれることを期待している。己と仲間を信じて精いっぱい戦ってほしい」とコメント。高木美は「東京五輪の選手たちの活躍には同じアスリートとして、また、声援を送る側としても多くの刺激を受けました。今回は我々冬季競技の活躍が日本中へ勇気と明るさを届け、社会の未来への希望となれるよう、スポーツの力を信じて、TEAM JAPAN一丸となって全力を尽くすことを誓います」と決意表明した。

 旗手の郷には山下JOC会長から伊東団長を通じ、日本選手団団旗が授与された。日本選手団本隊は30日に北京入りする。

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2022年1月29日のニュース