古江 5バーディーで初日25位、米ツアー本格デビュー戦で存在感「いいスタート切れた」

[ 2022年1月29日 05:30 ]

米女子ゴルフツアー ゲインブリッジLPGA第1日 ( 2022年1月27日    フロリダ州ボカリオGC=6701ヤード、パー72 )

第1ラウンド、3アンダーでホールアウトした古江彩佳
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 米ツアーメンバーとしてのデビュー戦に臨んだ古江彩佳(21=富士通)が5バーディー、2ボギーの69で25位で発進。もう少しでエースのスーパーショットも披露し、存在感をアピールした。畑岡奈紗(23=アビームコンサルティング)は5バーディー、笹生優花(20=ICTSI)は6バーディー、1ボギーの67で、ともに首位と4打差の4位につけた。63をマークしたリディア・コ(24=ニュージーランド)が首位に立った。

 ルーキーとして最初のラウンドはやはり特別なのか。古江はいつもと違う行動をとった。スタート直前に白いシャツから黄色いシャツに着替えた。「(理由は)気分です。直前に着替えることはあまりない。バタバタして遅れそうになって落ち着きがなかった分、最初はドライバーが安定しなかった」と苦笑した。

 1番で第1打を左のバンカーに入れた。しかし、このホールをパーでしのぐと2、3番で3~4メートルを沈めて連続バーディー。6番パー3ではもう少しでホールインワンというスーパーショットを披露した。6Iで放った一打はカップをかすめて30センチに止まりバーディー。名刺代わりのエースとはならなかったが「凄くいいショットができた」とうなずいた。

 69でホールアウトし「アンダーで回れたのはうれしい。60台で回れて、いいスタートが切れた。80点くらいはあげていいのかな」と胸を張った。昨年の最終予選会で7位に入り今季の出場資格を獲得。帰国後は隔離もあり十分な練習を積めなかった。1カ月半ぶりの実戦で不安もあったが、ショットの安定感は健在。フェアウエーを外したのは2度だけだった。

 「日本とは違う楽しみ方ができている」と充実感に浸る古江。午後スタートの第2日に向けて「(スタート前に)ゆっくりしすぎないように気をつけます」と笑った。

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