ダニエル 元世界1位マリー撃破、4大大会初の2回戦突破「試合中は何回か鳥肌立った」

[ 2022年1月21日 05:30 ]

テニス 全豪オープン第4日 ( 2022年1月20日    メルボルン )

マリーに勝利し声援に応えるダニエル太郎(AP)
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 男子シングルス2回戦で世界ランキング120位のダニエル太郎(エイブル)が元世界1位のアンディ・マリー(英国)に6―4、6―4、6―4で快勝し、4大大会初の3回戦進出を決めた。ダブルス1回戦で女子の日比野菜緒(ブラス)アリツィア・ロソルスカ(ポーランド)組、男子のマクラクラン勉(イカイ)レーベン・クラーセン(南アフリカ)組も2回戦に進んだ。

 サーブで押し、ネットへ詰める。攻めのテニスを身に付けたダニエルが元世界1位のA・マリーを撃破し、4大大会の2回戦を初めて突破。「自分でも可能性があったと思える結果。今やっていることが正しいと思える」と興奮気味に語った。

 ケガの影響で世界113位まで落ちたとはいえ、かつて頂点に立った34歳のベテランが相手。打ち合いで一歩も引かなかった。第2セットの第2ゲームで4度のブレークポイントをしのいでキープし、第3ゲームをブレークして流れを渡さなかった。ドロップショットなど多彩な技も光った。サービスエースは12本、ウイナーは46本で相手を上回った。ダニエルは「試合中は何回か鳥肌が立った。歓声をエネルギーに変えられた」と胸を張った。

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2022年1月21日のニュース