ラグビー日本代表 福岡市に強化施設整備計画 実現なら23年W杯へ追い風

[ 2022年1月21日 05:30 ]

合宿を行うラグビー日本代表候補の選手たち=2021年10月、宮崎市
Photo By 共同

 日本ラグビー協会が日本代表の強化施設を福岡市に整備する計画が浮上していることが20日、関係者の話で分かった。15人制男子はこれまで固定の練習場所を持たずに活動していたため、拠点を確保して強化に役立てることが狙い。現在は調整を進めている段階で、実現すれば来年9月に開幕するW杯フランス大会に向けて追い風となりそうだ。

 関係者によると、候補地は福岡市が所有している同市東区の「さわやかスポーツ広場」。天然芝のグラウンド2面やクラブハウスを備え、約5万4000平方メートルの広さがある。旧トップリーグの下部に当たるトップチャレンジリーグに所属していたコカ・コーラが使用していたが、チームは昨季で活動を終了。地元ではラグビー施設としての存続を求めて署名活動が行われてきた。

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2022年1月21日のニュース