大阪エヴェッサ 大接戦落とし西地区6位タイ浮上逃す 残り1分で一度は追いつくも…

[ 2021年12月5日 18:25 ]

Bリーグ2021―22シーズン B1リーグ第9節   大阪エヴェッサ83―87広島ドラゴンフライズ ( 2021年12月5日    おおきにアリーナ舞洲 )

4連勝を逃した大阪エヴェッサの(左から)ドブラス、ニュービル。ブラウンが表情を曇らせる
Photo By スポニチ

 大阪は、勝てば4連勝で勝率5割の西地区6位タイに浮上する大事な試合を大接戦の末に落とした。

 33―45の12点ビハインドで折り返した第2Qまでは完全な広島ペースだった。第3Qも一時は最多の16点差をつけられたが、ここからアリーナを揺るがす逆襲が始まった。新加入したばかりのデイビット・ドブラス(40)のフリースロー2本成功からディージェイ・ニュービル(29)がバスケットカウント、さらにニュービルのカットインシュート、さらにエリエット・ドンリー(24)の3ポイントと4連続得点で3点差まで詰め寄った。

 場内のムードも大阪を後押し。第4Qは途中10点差まで押し戻されたが、ニュービルの3連続得点に中村浩陸(24)で残り1分を切った時点で82―82と追いついた。しかし、残り44秒9で相手にフリースロー3本を決められると、最後は押し切られてしまった。

 天日謙作ヘッドコーチ(55)は「残念でした。やらなくてもいいファウルがあったり、大事なところでターンオーバーされたのがチームにとってすごく痛かった」と悔しげに試合を振り返った。

 たらればを言えば、第3Qにニュービル、カイル・ハント(32)がフリースロー5連続失敗したのも響いた。

 ただ、点差を開けられたところでズルズルいかない粘りは見せた。第3Qだけで12得点を挙げマン・オブ・ザ・ゲームに選ばれたドンリーは「第3Q途中から第4Qから勢いを取り戻すゲームが出来たのは次の試合にとってはいいかもしれなかった」と次節の試合に向けて前を向いた。 

続きを表示

2021年12月5日のニュース