圧巻エージシュートの80歳本田久直が初出場V 女子は77で回った福井和子が制する

[ 2021年11月3日 05:30 ]

九州スーパーシニアカップ ( 2021年11月2日    小郡カンツリー倶楽部 )

80歳で初出場優勝の本田(右)と女子優勝の74歳・福井はカップを手に笑顔
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 9月に満80歳を迎えた本田久直(志摩シーサイド)が4バーディー、6ボギーの74で回り、自分の年齢以下のスコアで回るエージシュートを達成。大会初出場で優勝を決めた。女子は77で首位に2人が並び年長者上位の規定により福井和子(74=ブリヂストン)が2年連続優勝となった。

 9月に80歳となり出場資格を得た本田が初優勝した。「初出場で優勝争いができるよう準備してきた」。1年前から大会会場、小郡所属の岩村勝希プロによる同コースでのラウンドレッスンを受講。砲台グリーンへの寄せや高麗グリーン攻略法をマンツーマンで教わった。大会直前には岩村プロからグリーンの傾斜と芝目のメモを渡され備えは万全。この日はパー5全てで第2打を花道方向に運び、「転がした方が寄せやすい」と50度のウエッジでピンそばにつけ3バーディーを奪った頭脳プレーが光った。

 福岡市のマンション・不動産会社で代表取締役を務め「今はほぼ毎回エージシュート。職業はゴルフ愛好家」と胸を張る。8月の雲仙国際ゴルフ大会も2日間、75・76で優勝。「傘寿」を迎えてなおゴルフは伸び盛りだ。(中島 泉)

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2021年11月3日のニュース