ソフトボール上野由岐子 東京五輪の「熱戦を思い出した」“始まりの地”福島でセレモニー

[ 2021年11月3日 18:46 ]

福島市の県営あづま球場で行われた「SOFT JAPAN ゴールドメダリストセレモニー」で、地元の子供たちと記念写真に納まる上野(中央)ら
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 東京五輪ソフトボール日本代表は3日、五輪初戦の舞台だった福島・あづま球場に凱旋し、「ゴールドメダリストセレモニー」で金メダル獲得を報告した。

 上野由岐子投手(39=ビックカメラ高崎)ら選手15人と宇津木麗華監督(58)が出席し、集まった約800人の来場者たちに感謝の思いを伝えた。

 頂点に立った大舞台から約3カ月。上野が再び福島の地に戻ってきた。東京五輪でソフトボールは全競技の中で最初にスタート。大会開会式より前の7月21日にあづま球場でオーストラリアとの初戦が行われ、“金メダルロード”が始まった。上野は熱投を繰り広げたマウンドへ戻ると「このグラウンドでの熱戦を思い出した」と感慨深い表情を見せた。

 この日のイベントではトークショーのほか、約250人の子どもたちとキックベースなどで触れあった。「同じ目線でプレーして良い時間を過ごすことができた」と上野。6、7日には同球場でリーグ戦決勝トーナメントが行われ、チームはリーグ戦1位通過で迎える。エースは「しっかりと頑張りたい」と表情を引き締めた。

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