畑岡奈紗が米ツアー通算5勝目「凄くうれしい」 アーカンソー選手権

[ 2021年9月27日 05:31 ]

米女子ゴルフツアー アーカンソー選手権最終日 ( 2021年9月26日    アーカンソー州 ピナクルCC=6438ヤード、パー71 )

アーカンソー選手権で米ツアー通算5勝目を挙げ、トロフィーを手に笑顔の畑岡(AP)
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 最終ラウンドが行われ、首位タイから出た畑岡奈紗(22=アビームコンサルティング)は5バーディー、1ボギーの67と伸ばし、通算16アンダーで米ツアー通算5勝目を手にした。7月のマラソン・クラシックに続く今季2勝目で、優勝賞金34万5000ドル(約3800万円)を獲得。今大会は18年に米ツアー初優勝を飾った思い出の地でもあり、「この思い出深いピナクルカントリークラブで2勝目を挙げることができて凄くうれしいです」と喜びを口にした。

 通算12アンダーでミンジ・リー(25=オーストラリア)と首位で並んで出ると、出だしの1、2番と連続バーディーで単独首位に立つ。前半9ホールで4バーディー、ボギーなしと伸ばした。後半は11番でバーディーを奪うも13番でボギー。チャンスを決めきれないもどかしい展開となる。「13番でボギーを打ってから、しんどかったです」が本音。それでも17番をバーディーとしたミンジ・リーに1打差に迫られながらも、最終18番でパーをセーブして逃げ切った。

 今大会は第1日と第2日でホールインワンを達成。1大会2度のエースというツアー史上5人目の快記録も残した。「まさか2日連続でホールインワンできると思っていなかったが、それくらいアイアンの状態が上がっていたと確認できた。今年は試合数が減っている中で、勝つことができて自信になった。残りの試合でも勝つことができるように頑張りたい」。日米通算10勝目を手にした22歳は、次なる勝利へと視線を向けた。

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