レイカーズが最大20点差を逆転して7連勝 ジェームズが鮮烈ダンク 好調ジャズも6連勝

[ 2021年2月13日 15:30 ]

第4Q残り2分58秒、強烈なダンクをたたき込んだレイカーズのジェームズ(AP)
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 NBAは12日に各地で11試合を行い、西地区全体2位のレイカーズは地元ロサンゼルス(カリフォルニア州)でグリズリーズに115―105(前半46―59)で逆転勝ちを収めて21勝6敗。3試合連続の延長戦勝利を含めて7連勝を飾った。

 レイカーズは開始早々から11点を連取され、第1Q8分すぎに20点差を追う展開となったが、第3Qを41―23としてこのクオーターの終了間際に初めてリード。3点シュートの成功は30本中6本にとどまったが、第4Q終盤ではその点差を一時17点にまで広げた。レブロン・ジェームズ(36)が28得点、9リバウンド、8アシストを稼げば、アキレス腱の故障で2試合欠場していたアンソニー・デービス(27)は35得点をマーク。カイル・クーズマ(25)も20得点とオフェンスでの5本を含む10本のリバウンドを記録して勝利に貢献した。

 ジェームズは6日のピストンズ戦(再延長)から10日のサンダー戦まで続いた3試合連続の延長戦で計130分出場するなど奮闘。この日もスタミナは切れず、第4Q残り2分58秒には左サイドからインサイドにカットしたあと、マーク・ガソル(36)のパスを受けて右手のウインドミルから強烈な“トマホーク・ダンク”を披露した。

 グリズリーズは10勝11敗。グレイソン・アレン(25)が6本の3点シュートなどで23得点、昨季の新人王に輝いたジャー・モラント(21)が22得点と10アシストを記録したものの、後半で失速してここ5戦で4敗目を喫した。

 西地区でレイカーズに0・5ゲーム差をつけて首位に立っているジャズも地元ソルトレイクシティー(ユタ州)で東地区全体2位のバックスを129―115(前半69―52)で退けて6連勝で21勝5敗。センターのルディー・ゴベア(28)が27得点、12リバウンド、4ブロックショット、ジョー・イングルス(33)が7本の3点シュートなどで自己記録に並ぶ27得点を稼いでここ18戦で17勝目を挙げた。

 バックスはヤニス・アデトクンボ(26)が29得点と15リバウンドをマークしたものの3度目の連敗。今季の成績は16勝10敗で、東地区全体首位の76ers(18勝8敗)とのゲーム差は「2」となった。

 <12日の結果>
ニックス(12勝15敗)109―91*ウィザーズ(6勝17敗)
*ホーネッツ(13勝14敗)120―114ティンバーウルブス(6勝20敗)
スパーズ(15勝11敗)125―114*ホークス(11勝14敗)
*マーベリクス(13勝14敗)143―130ペリカンズ(11勝14敗)
クリッパーズ(19勝8敗)125―106*ブルズ
ピストンズ(7勝19敗)108―102*セルティクス(13勝12敗)
*ジャズ(21勝5敗)129―115バックス(16勝10敗)
*ナゲッツ(14勝11敗)97―95サンダー(10勝15敗)
*トレイルブレイザーズ(15勝10敗)129―110キャバリアーズ(10勝17敗)
マジック(10勝17敗)123―112*キングス(12勝13敗)
*レイカーズ(21勝6敗)115―105グリズリーズ(10勝11敗)
 *はホームチーム

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