ロコ・ソラーレ“北京切符”に王手 藤沢五月「我慢できたのが良かった」

[ 2021年2月13日 12:48 ]

カーリング全農日本選手権第6日 ( 2021年2月13日    北海道・稚内市みどりスポーツパーク )

決勝進出を決めたロコ・ソラーレの藤沢(C)JCA  IDE
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 女子で平昌五輪銅メダルのロコ・ソラーレが“北京切符”に王手をかけた。決勝トーナメントで北海道銀行を9―4で下し、14日の決勝に進出。連覇すれば22年北京五輪の出場枠をロコ・ソラーレが得た際に、そのまま五輪代表となる。

 1次リーグ6戦全勝だったロコ・ソラーレの勢いは止まらない。第3エンドに3点奪い、後半の第8、9エンドは不利な先攻でスチールして勝負を決めた。

 スキップの藤沢五月は「負けなしで進めたのは自信になる。前半はアイスで苦しんだけど、我慢できたのが良かった」と振り返った。決勝は北海道銀行―中部電力の勝者と対戦する。北京切符が懸かる一戦となるが、「相手どうこうよりも自分たちがいいショットを決められるか」と静かに闘志を高めていた。

 ◆北京五輪への道 20、21年の日本選手権を連覇したチームが、五輪出場枠を争う大会の代表になり、出場枠を得ると、そのまま五輪代表チームとなる。出場枠が懸かる3月の世界選手権(スイス)は、新型コロナウイルスの影響で中止に。世界連盟は世界選手権の代替開催や五輪予選の臨時開催を協議するとしている。20、21年の日本選手権優勝チームが異なる場合は、5、6月に代表決定戦を行う。

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2021年2月13日のニュース