渋野日向子 20年国内最終戦へ絶好調V宣言 五輪出場枠争いでも「粘り」見せる!

[ 2020年11月26日 05:30 ]

2020年今年の漢字を「粘」と書いた渋野(撮影・西尾 大助)
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 女子ゴルフ今年最終戦となるメジャーのツアー選手権リコー杯は26日、宮崎県の宮崎CC(6543ヤード、パー72)で開幕する。前週の大王製紙エリエール・レディースで今季最高の5位に入り、上り調子の渋野日向子(22=サントリー)は「絶好調です!」と笑顔で宣言した。

 今季は開幕から日米10戦して予選落ち4度と不振が続いたが、11戦目の好成績で「だいぶ元気になりました」。昨年2位に入った好相性の大会。南国に多い宮崎CCのティフトン芝への対応として、これまで58度一本だったグリーン周りのアプローチに52度も取り入れるなど、入念な準備を重ねた。

 2020年の国内最終戦。今年の漢字として色紙に「粘」を記し、「しんどかったですよ、今年。でも、粘り強く生きていかないと」と言った。現在の世界ランクは日本勢2番手の15位で、16位に浮上した古江彩佳に肉薄された。「やっぱり、オリンピック出たいですから」。まずは今年最後の国内メジャーで結果を残し、五輪出場枠争いでも「粘り」を見せる。

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