ケンブリッジ、0秒01差でVならずも復調気配 五輪に向け「どこまで修正できるか」

[ 2020年10月3日 05:30 ]

陸上・日本選手権第2日 ( 2020年10月2日    新潟市・デンカビッグスワンスタジアム )

男子100メートル決勝、表彰式で並ぶ(左から)2位のケンブリッジ飛鳥、優勝した桐生祥秀、3位の小池祐貴
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 4年ぶりの日本一には0秒01届かなかった。大接戦の末に競り負けたケンブリッジは「優勝で終わりたかったが、表彰台に立てて良かった」と語った。

 ここ数年の不調がうそのように、完全復活への兆しは感じられた。今季はフィギュア男子の高橋大輔(関大KFSC)を担当した渡部文緒トレーナー(46)の下、左右差があった体のバランスを改善。スタートにも手を加えたことで、後半の伸びが生きるようになった。来年の東京五輪に向け「このオフにどこまで修正できるかが記録を伸ばす鍵」と成長を誓った。

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2020年10月3日のニュース