橋本五輪相、コロナワクチン「果たす役割は大変大きい」

[ 2020年8月11日 13:10 ]

橋本聖子五輪相
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 橋本聖子五輪相が11日、閣議後の定例会見で政府が英製薬会社と基本合意に達した新型コロナウイルスのワクチン提供について言及した。

 1年延期となった東京五輪開催が不安視される状況だが、ワクチン提供によって実現に近づくという意見もある。橋本五輪相は「大会の主催者でありますIOCや大会組織委がワクチンの開発は開催の条件とした事実はない」と改めて触れた上で「今般の感染症の世界的な制圧に向けては、ワクチンの果たす役割というものは大変大きなものであると理解しています」と前向きに語った。

 東京五輪の新型コロナウイルス対策については6月のIOC理事会で示されたロードマップに沿って、今秋以降に国、東京都、大会組織委による会議で検討を重ねていく。

 また、10日には高校野球交流試合が甲子園球場で開幕。無観客で実施されている球児たちの熱戦について質問がおよぶと「長い歴史と伝統の甲子園。甲子園というのは、改めて素晴らしいものだなという風に感じました」と語った。

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