白鵬と朝乃山が全勝ターン 八角理事長は「白鵬と全勝対決になったらいいよね」と期待

[ 2020年7月26日 20:14 ]

大相撲7月場所8日目 ( 2020年7月26日    両国国技館 )

<大相撲7月場所8日目>輝をはたき込みで下す白鵬(撮影・沢田 明徳)
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 関脇・御嶽海が関脇・正代に敗れ、トップは横綱・白鵬と新大関・朝乃山の2人だけとなった。

 白鵬は立ち合いから踏み込んで前に出て、輝をはたき込みで下した。一方、朝乃山も立ち合いで碧山を突き放し、右を差してまわしを取ると、危なげなく寄り切った。

 新大関の場所で全勝で中日をターンした朝乃山について、八角理事長(元横綱・北勝海)は「押される心配をするんじゃなくて、自分から押していこうという気持ちがある。内容はいい。白鵬と全勝対決になったらいいよね。そうなると自信もついてくる」と期待。また、通算50度目のストレート給金となった白鵬に対しては「たいしたものですよ。これだけ優勝しているわけだから、安定感があるというのかな」と感心。そして「(今場所は)朝乃山が白鵬と当たるまで全勝でいけるか。優勝争いが盛り上がるかどうかは、朝乃山次第のところはある」と続けた。

 また、6カ月ぶりの有観客開催となった今場所については「(中日になっても)まだまだ息を抜けない。締めていかないとね。慣れが一番怖い。お客さんに協力してもらって、本当にマス席1人でも見に来てもらってありがたいですよ。(観戦マナーも)守ってもらって本当にありがたい」と感謝していた。

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