札幌移転の東京五輪マラソン、表彰式は閉会式で実施 男子は東京へ当日移動

[ 2020年7月17日 20:58 ]

新国立競技場
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 東京五輪で暑さ対策のため会場を札幌へ移転した陸上競技のマラソンと競歩の表彰式が、東京・国立競技場で行われることが決まった。大会組織委員会は17日、新型コロナウイルスの感染拡大で来年へ延期となった五輪の新たな競技日程を発表。競技終了後、現地ではビクトリーブーケの贈呈などを行い、東京へ移動後にメダルセレモニーを改めて実施することが明らかになった。マラソンは男女とも21年8月8日の閉会式で表彰される。

 東京五輪の競歩は男子20キロが8月5日午後4時30分から、同50キロが同6日午前5時30分から、女子20キロが同日午後4時30分から、それぞれ札幌大通り公園で実施。いずれも競技翌日、国立競技場で行われる陸上競技のナイトセッションが始まる前に表彰式が行われる。マラソンは8月7日午前7時スタートの女子が翌日、同8日午前7時スタートの男子が当日に東京へ移動し、午後8時開始の閉会式で表彰を受ける。

 札幌移転後、男子マラソンについては選手が閉会式に間に合わない可能性があるため、恒例の大会最終日よりも1日前倒しで実施する案や、男女マラソンを同日開催する案、札幌で表彰式を行う案も浮上していた。

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2020年7月17日のニュース