東京五輪聖火引き継ぎ式、報道陣にも非公開に ギリシャ感染者急増で規制強化

[ 2020年3月15日 22:11 ]

アテネのパナシナイコ競技場でともる東京五輪の聖火。19日の聖火引き継ぎ式は非公開で実施される
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 ギリシャ・オリンピック委員会は15日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、19日にアテネで行われる東京五輪の聖火引き継ぎ式を報道陣も含めて非公開で実施すると明らかにした。国際オリンピック委員会(IOC)や大会組織委員会の一部来賓だけが出席する。ともに五輪を3連覇した柔道男子の野村忠宏さんとレスリング女子の吉田沙保里さんが聖火をリレーする演出に変更はない。

 12日の採火式は一般客の入場を禁じて報道陣には公開したが、ギリシャの感染者が急増した影響で地元当局が規制を強化した。同国内のリレーを中止した聖火は20日に専用機で宮城県の航空自衛隊松島基地に到着し、26日の福島県出発から7月24日の開幕まで121日間で47都道府県を回る。(共同)

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