紀平梨花が初練習「間に合った」3年前のスケート靴に好感触

[ 2020年2月4日 11:47 ]

<フィギュア四大陸選手権練習日>練習する紀平梨花(撮影・小海途 良幹)
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 6日に開幕するフィギュアスケート四大陸選手権(韓国・ソウル)を前に、女子で連覇が懸かる紀平梨花(関大KFSC)が4日、サブリンクで現地入り後の初練習に臨んだ。

 4回転サルコーは跳ばなかったものの、トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)は6度決め、明るい表情を浮かべた。「新しく違うことをしたけど、やっとハマった。間に合った、という練習ができた」。これまでと違うこととは、スケート靴。靴が合わなかったため、今大会に向けて3年前に練習で使用していたものを「急に出してきた」という。

 中敷きを使ってかかとの高さを調整。「アクセルも跳べて安心した」。フリーで3回転半を1本にする難度を落とした構成も視野に入れていたが、この日の練習で好感触を得たことで「2本いけるかもしれない。しっかり構成を固めたい」と話した。

 左足首を痛めた影響で回避していた3回転ルッツも精力的に跳び、「SP、フリー両方とも入れていくつもり」とした。フリーでルッツに加え、4回転サルコーも組み込めば、自身最高難度の構成となる。「SPもフリーもノーミスを目指して、連覇を目指して頑張りたい」と闘志を高めていた。

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