W杯日本代表不在のサンウルブズ 最終年で初の開幕戦勝利 スーパーラグビー

[ 2020年2月1日 14:30 ]

スーパーラグビー第1節   サンウルブズ36―27レベルズ ( 2020年2月1日    福岡・レベルファイブスタジアム )

<サンウルブズ・レベルズ>スーパーラグビー参戦5年目で初の開幕戦勝利を飾ったサンウルブズ
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 今シーズン限りでリーグからの除外が決まっているサンウルブズが、レベルズを36―27で下し、参入5年目で初の開幕戦勝利を飾った。

 試合は前半8分、WTBフィフィタ(天理大)の突破で相手陣奥深くに進入すると、波状攻撃でさらに前進し、最後は共同主将を務めるCTB森谷(パナソニック)が記念すべき今季初トライを挙げて先制した。3点を返された後の同18分には、ラインアウトからモールを押しきり、フッカーのブレグバゼがチーム2トライ目。その後も1トライを追加し、前半を22―13とリードして折り返した。

 後半は開始直後、相手のショートキックを捕球したFBダーガヴィルが左サイドライン際を約55メートル走り抜き、リードを広げるチーム4トライ目を挙げる幸先のいいスタート。その後も要所でフランカー布巻(パナソニック)らのジャッカルでピンチを防ぐと、同20分にはSOエイプリルのトライでさらにリードを広げた。

 今シーズンは過去4年と異なり国内のトップリーグ(TL)とシーズンが重複しており、昨年のW杯日本代表はメンバーに1人も含まず。スコッド形成に困難を極めた中、パナソニック所属の森谷、布巻、ロック谷田部、早大のSH斎藤、CTB中野、天理大のフィフィタら国内チーム所属選手と外国出身選手で形成。合宿開始から1カ月足らずで開幕を迎えたが、見事に逆境を乗り越える白星となった。

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