大坂なおみ 右肩の負傷でWTAファイナル棄権「こんな形で今シーズンを終えたくはなかった」

[ 2019年10月29日 16:26 ]

WTAファイナルを棄権し、記者会見に臨んだ大坂(AP)
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 女子テニスのツアー最終戦、WTAファイナルの主催者は29日、世界ランキング3位の大坂なおみ(22=日清食品)が右肩のけがで大会を棄権すると発表した。

 大坂は「ファイナルを棄権することがとても残念。今シーズンで一番大きな大会だし、こんな形で今シーズンを終えたくはなかった。元気になって、来年また戻ってきたい」とコメントした。

 大坂は27日に第1戦で世界6位のペトラ・クビトバ(29=チェコ)に勝利。この日、第2戦で世界1位のアシュリー・バーティ(23=オーストラリア)と対戦する予定だった。

 記者会見で大坂は大坂は、27日の試合後に右肩が悪化したと明かした。今月6日までの中国オープンでツアー2大会連続優勝を果たしたが、決勝の時から痛みがあり「日本での調整中はサーブを打てなかった。深センに来てから良くなっていたが、昨日(の朝起きたらずきずきと痛みが出た」と説明した。

 大坂の代わりに、世界10位のキキ・ベルテンス(27=オランダ)が出場する。

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