スコットランド圧勝で勝ち点10 日本、13日の大一番で引き分け以上で初8強

[ 2019年10月9日 18:12 ]

ラグビーW杯1リーグA組   スコットランド61―0ロシア ( 2019年10月9日    エコパスタジアム )

<スコットランド・ロシア>前半、スコットランド・ジョージ・ホーンはトライを決めガッツポーズ(撮影・西尾 大助)
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 13日の1次リーグ最終戦(横浜)で日本と対戦する世界ランキング9位のスコットランドが初対戦となった同20位のロシアから9トライを奪い、61―0で圧勝した。中3日での日本との最終戦を見据えて主力を温存。前戦から先発14人を入れ替えたが、4トライ以上のボーナスポイント(BP)付きの2勝目(1敗)を挙げて勝ち点を10に伸ばした。ロシアは2度目の出場でもW杯初勝利はならず、4戦全敗の勝ち点0で今大会を終えた。

 日本は現在A組首位の勝ち点14。1試合を残すアイルランドの最大勝ち点は16、日本戦を残すスコットランドは最大15のため、日本の自力での1次リーグ突破ラインは16。16でアイルランドと並んだ場合、直接対決で勝っている日本が1位突破となる。日本は13日のスコットランド戦に引き分け以上なら、16以上で1位突破が決まる。

 大一番となる13日の日本―スコットランド戦だが、大型で猛烈な台風19号が12日からの3連休で本州に上陸する恐れがあり、中止なら引き分け扱いだが、大会組織委員会は「安全第一を前提にして可能な限りの検討をしたい」と説明。代替会場開催の可能性も含めて模索している。

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