中垣内ジャパン、豪相手に3-0のストレート勝ち メダル獲得へ向け後半戦好発進!

[ 2019年10月9日 21:00 ]

バレーボール男子W杯 第6日   日本3-0オーストラリア ( 2019年10月9日    グリーンアリーナ広島・大アリーナ )

第2セット、スパイクを放つ石川
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 バレーボール男子のワールドカップ(W杯)は9日、後半戦の広島ラウンドが開幕。グリーンアリーナ広島の大アリーナと小アリーナで各3試合が行われ、世界ランキング11位の日本は同16位と格下のオーストラリアと対戦。セットカウント3―0とストレート勝ちし、メダル獲得へ向け、幸先のいい後半戦スタートとなった。

 第1セットは序盤から石川が躍動。攻撃のリズムもよく、一時は11-2と9点差を付け楽勝ムードも漂う。しかしオーストラリアも調子を取り戻し、徐々に差を詰められていく。しかし、大きな連続失点はせずそのまま終盤に突入。25-17と危なげなく第1セットをものにした。

 第2セットの序盤はオーストラリアペース。ブロックを決められ、自慢の攻撃陣が機能しない。しかし石川の連続スパイクで徐々に流れを引き戻すと、そこからは両チーム意地のぶつかり合い。2回目のテクニカルタイムアウトの時点は16-15と大接戦となっていた。その後、終盤まで競り合いが続いたが、25-22となんとか振り切った。

 第3セットも序盤からもつれる展開。しかし中盤に近づくにつれ、新鋭・西田の活躍もあり徐々に日本ペースへ。オーストラリアとの点差も開いていき、終盤は押し切る展開に。25-22で第3セットを奪取し、セットカウント3-0で日本がストレート勝ちを収めた。

 日本は6戦を消化し、4勝2敗と2つの勝ち越し(勝ち点12)。全勝のブラジル(勝ち点18)、1敗の米国とポーランドに次ぐ4位につけている。出場12チームは1回戦総当たりのリーグ戦を行い、勝利数や勝ち点などを基に順位を決定。日本の次戦は10日(木)。世界ランク5位のロシアと対戦する。

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