阿部一二三、22歳の誕生日に誓った世界選手権「3連覇」 妹・詩からのプレゼントは?

[ 2019年8月9日 11:59 ]

日体大の世界選手権壮行会に出席した(左から)阿部詩、阿部一二三、藤原崇太郎
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 日体大は9日、東京都世田谷区のキャンパスで、太平洋戦争で亡くなった当時の学生をしのぶ慰霊式と柔道世界選手権(25日から日本武道館)の壮行会を開き、男子66キロ級代表の阿部一二三(22)、同81キロ級代表の藤原崇太郎(21)、女子52キロ級代表の阿部詩(19)の3選手が出席した。

 阿部一二三はこの日が22歳の誕生日。「減量中なのでケーキを食べられない。世界選手権に優勝して、改めて誕生日をしたい」と苦笑いし、「圧倒的な柔道でオール一本勝ちして3連覇する」と意気込んだ。来年の8月9日は東京五輪の閉会式にあたり、「閉会式で最高の笑顔で笑っていられるように、この1年、死に物狂いで、人生をかけて過ごしたい」と意気込んだ。

 妹の阿部詩は兄の誕生日について「プレゼントは考え中です。あまり好みが分からないので…」と話して笑いを誘い、世界選手権へ向けては「2連覇という目標がある。覚悟を持って挑みたい」と抱負を述べた。また、昨年の世界選手権では準優勝だった藤原は「昨年は日体大旋風を起こすと言ってたのに、その張本人が負けてしまった。今年は阿部兄妹に迷惑をかけないように、しっかりやりたい」と話した。

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2019年8月9日のニュース