志々目 Vへ照準、大会間に合った 25日開幕世界柔道

[ 2019年8月9日 05:30 ]

柔道女子日本代表強化合宿で調整する志々目
Photo By 共同

 柔道の世界選手権(25日開幕、日本武道館)に向けて都内で合宿中の女子日本代表が8日、練習を公開した。5月の国際大会で右脚を負傷した52キロ級の志々目愛(25=了徳寺大職)は乱取りなど全メニューを消化。2日前に医師から大会出場のGOサインが出たばかりだが「出るだけが目的ではなくて勝たないといけない」と2年ぶりの優勝に照準を合わせた。

 全治3カ月の診断を受けたが、自身の血液から血小板を取り出して患部に注入するPRP療法などで早期復帰を実現。増地克之監督(48)は「驚異的な回復。彼女の経験や取り組みから、世界の舞台でまた輝くと信じている」と期待した。

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2019年8月9日のニュース