寺本“母の力”で五輪切符取る 体操女子日本代表合宿

[ 2019年7月19日 05:30 ]

世界選手権に向け、段違い平行棒の調整をする寺本明日香
Photo By 共同

 体操・世界選手権(10月、ドイツ)の女子日本代表が18日、東京都北区の味の素ナショナルトレセンで合宿を公開し、寺本明日香(23=ミキハウス)らが汗を流した。

 同選手権は20年東京五輪の予選を兼ね、団体総合で米国、中国、ロシアを除く上位9カ国に入れば出場権を獲得。昨年、チームを家族に例えて「お父さん」と表現していた村上茉愛(22=日体ク)が不在だが、「お母さん」としていた寺本は「みんな問題児じゃないから大丈夫。五輪の権利は絶対獲れる」と力を込めた。

 6月の全日本種目別以降、右足首痛が悪化。23日には炎症を抑えるための注射を打つ。「絶対にコンディションを整える」と言う日本の“母”が、東京切符に導く。

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2019年7月19日のニュース