納谷 元幕内・富士東に逆転勝ち「反応が良かった」

[ 2019年7月10日 15:45 ]

大相撲名古屋場所4日目 ( 2019年7月10日    ドルフィンズアリーナ )

<大相撲名古屋場所4日目>納谷はすくい投げで富士東(右)を破る(撮影・岩崎 哲也)
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 大鵬の孫で十両の納谷(19=大嶽部屋)が初日を出した。元幕内の富士東と対戦し、やや立ち遅れて押し込まれたものの、土俵際で逆転のすくい投げ。館内の歓声を誘った。

 「この前よりも当たれなかった。でも気持ちは凄く前に出ていた。しっかり反応できてよかった」と振り返った。

 2日目の初戦は、待ったのつもりで中途半端な立ち合いとなり、何もできずに押されて土俵を割った。埼玉栄高相撲部の恩師・山田監督からは「ああいうこともあるからプラスに考えるように」とアドバイスを受け励まされた。この日もその嫌な記憶が残っていたが「相手が立ってから自分も立って反応はいいと思った。しっかり勝てたので大丈夫だと思った」と話した。

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2019年7月10日のニュース