サンウルブズ 9連敗で終戦…スーパーラグビー2年連続最下位

[ 2019年6月16日 05:30 ]

スーパーラグビー最終節 ( 2019年6月14日 )

スーパーラグビーのジャガーズ戦でタックルされるサンウルブズの松橋
Photo By ゲッティ=共同

 サンウルブズは14日(日本時間15日)、アルゼンチンのブエノスアイレスでジャガーズと最終節で対戦し、10―52で大敗した。前半27分にWTBゲラード・ファンデンヒーファー(30=クボタ)がトライを挙げた序盤の勢いを持続できなかった。連敗は9に伸び、今季の全日程を2勝14敗で終了。サンウルブズは来季を最後にスーパーラグビーから除外されることが決まっている。

 これがサンウルブズに突きつけられた現実か。前半はファンデンヒーファー、FBマシレワのトライで互角に渡り合ったが、ベラ、ブレグバゼの両HOが負傷。マシレワの故意のノックオンでペナルティートライも与えるなど流れが悪く、後半は無得点のまま点差だけが開いた。マシレワが「我々の規律の問題が出てしまった」と話せば、ハンセン・ヘッドコーチ代行も「ハーフタイムの時点でフッカーを2人失った。厳しい戦いになった」と振り返った。

 最終戦も負け、9連敗。今季2勝14敗で2年連続の最下位となった。この舞台は、来季がラスト。ロックのプライアー主将は「来季はもっと熱い戦い、興奮を届けたい」と出直しを誓った。

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2019年6月16日のニュース