錦織5年連続全仏16強!世界32位ジェレにフルセット劇勝 4時間超えの死闘制す

[ 2019年6月1日 00:16 ]

フルセットの激闘を制しガッツポーズする錦織(撮影・小海途 良幹)
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 テニスの全仏オープンは31日、パリ・ローランギャロスで行われ、男子シングルス3回戦で第7シードの錦織圭(29=日清食品)は、世界ランキング32位のラスロ・ジェレ(23=セルビア)と対戦。6―4、6―7、6―3、4―6、8―6でフルセットの末に勝利を収め、5年連続の16強進出を決めた。

 第1セットは第5ゲームでジェレにブレークを許したが、第6ゲームですぐさまブレークバック。第10ゲームでブレークを奪って6―4で第1セットを先取した。

 第2セットは第4ゲームで先にブレークに成功。だが、第7ゲームでジェレにブレークを返されてタイブレークに突入。6―8でこのタイブレークを落とし、第2セットはジェレに軍配が上がった。

 第3セットも錦織が第3ゲームで先にブレーク。今度はジェレに主導権を渡さず、第9ゲームでこのセット2度目のブレーク。6―3でこのセットを制し、16強進出に王手をかけた。

 第4セットは第1ゲームでブレークを許すも第2ゲームですかさずブレークバック。だが、第3ゲームでまたしてもジェレにブレークを許し、4―6でこのセットを落とした。

 16強入りを懸けた最終セットは、第1、第3ゲームでジェレが立て続けにブレーク。絶体絶命のピンチとなった錦織だが、第4ゲームでブレークを1つ返すと、第8ゲームで会心のブレークバック。7―6で迎えた第14ゲームで試合を決めるブレークを決め、4時間を超える死闘に終止符を打った。

 4回戦では世界ランキング38位のブノワ・ペール(30=フランス)と対戦する。
 

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