「好きなスポーツ選手」ランク 全体1位は羽生結弦!大谷が2位、イチロー3位

[ 2019年3月19日 16:34 ]

平昌五輪金メダリストの羽生結弦
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 公益財団法人笹川スポーツ財団が19日、「好きなスポーツ選手」ランキングを発表。2018年7~8月に全国の18歳以上の男女3000人を対象に実施した調査で、羽生結弦(フィギュアスケート)が1位に輝いた。大谷翔平(野球)が2位、イチロー(野球)が3位にランクインした。

 羽生は前回(16年)調査の4位から順位を上げ、調査開始以降初の1位となった。1位に選ばれた要因は、18年平昌五輪での五輪2連覇や国民栄誉賞の受賞といった活躍による人気の高まりが影響したとみられる。

◆好きなスポーツ選手2018(全体・性別:上位5位まで)◆

 <全体>1位・羽生結弦(フィギュアスケート) 2位・大谷翔平(野球) 3位・イチロー(野球) 4位・錦織圭(テニス) 5位・浅田真央(フィギュアスケート)

 <男性>1位・イチロー(野球) 2位・大谷翔平(野球) 3位・錦織圭(テニス) 4位・長嶋茂雄(野球) 5位・松山英樹(ゴルフ)

 <女性>1位・羽生結弦(フィギュアスケート) 2位・錦織圭(テニス) 3位・浅田真央(フィギュアスケート) 4位・大谷翔平(野球) 5位・イチロー(野球)

 【研究担当者コメント】 今回の調査では18年平昌五輪で金メダルを獲得した羽生、大リーグ移籍後に活躍、新人王を受賞した大谷といった世界で活躍する選手が上位にランクインした。特に羽生は、幅広い年代で1位となるだけでなく、女性からの圧倒的人気を誇る。大谷も多くの年代で上位に入るが、女性よりも男性から人気が高い。

 また、錦織圭(テニス)は近年継続して上位に入り、性、年代を問わず安定した人気である。年代別では、イチローと長嶋茂雄(野球)が選手本人と近い年代から支持を得ている特長もみられた。今後、19年ラグビーワールドカップ、20年東京五輪・パラリンピックと、日本で開催される世界的スポーツイベントが続く。これらのイベントでどのスポーツ選手が活躍し、人気が変動するのか、今後も引き続き動向を注目したい。(笹川スポーツ財団 スポーツ政策研究所研究員 藤岡成美)

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2019年3月19日のニュース