サンウルブズ 4季目黒星スタート、ミス連発で逆転負け

[ 2019年2月17日 05:30 ]

<サンウルブズ・シャークス>突進するサンウルブズのツイ=左(AP)
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 スーパーラグビー参入4季目の日本のサンウルブズは16日、開幕節でシャークス(南アフリカ)と対戦し、10―45で黒星スタートとなった。前半は一時リードする時間帯もあったが、セットプレーの劣勢をはね返せず、計6トライを許して完敗。厳しい幕開けとなった。

 ペナルティーは16を数え、ハンドリングミスも15。プレッシャーや自滅でリズムをつかめず、相手が得意とするセットプレーに持ち込まれて完敗。今季からチームに加入した途中出場のプロップ山下は「シャークスのフィールドで戦ってしまった」と完敗を認めた。

 3点を追う前半8分には、今夏に日本代表資格を取得見込みで南アフリカ出身のCTBゲイツが一時逆転のトライ。37歳のロックのトンプソン、SOパーカーら個人で光った選手はいたものの、チームとしては未熟さを露呈する80分間だった。

 W杯を控える日本代表候補の主力は、現在東京で合宿中。合流は3月下旬になる見込みで、それまでは現メンバーで戦わなければいけない。23日の次節は国内開幕となるワラタス戦(秩父宮)。共同主将のミラーは「東京で頑張りたい」と声を絞り出した。

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2019年2月17日のニュース