錦織、バブリンカに脱帽「相手が良かった」 決勝進出ならずも手応え口に

[ 2019年2月17日 07:46 ]

ABN・AMROワールド準決勝 バブリンカと対戦した錦織(AP)
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 男子テニスのABN・AMROワールドは16日、オランダのロッテルダムで行われ、シングルス準決勝で第1シードで世界ランク7位の錦織圭(29=日清食品)が同68位のスタン・バブリンカ(33=スイス)と対戦、2―6、6―4、4―6で敗れ決勝進出はならなかった。「今日は残念だったが、今週は全体的にいいテニスができた」と手応えを口にした。

 「出だしは自分のリズムをつかむまで、相手に合わせたテニスをしてしまった」と第1セットを先取された。第2セットで逆襲し、最終セットまで持ち込んだが、「チャンスはあったが、大事なポイントで相手のプレーが良かった」とグランドスラム3勝を誇るベテランに脱帽した。

 錦織は今季開幕戦のブリスベン国際で約3年ぶりのツアー優勝。4大大会第1戦の全豪オープンでは準々決勝で無念の途中棄権となったが、今大会は復調し準決勝まで勝ち進み、大会後に発表される世界ランキングでフェデラー(スイス)を抜いて6位に浮上することが確定している。

 試合終了後には自身のツイッターを更新。大会公式アカウントが自身のインタビューなどをまとめた動画を引用し、「大会とロッテルダムに感謝します」と謝意。「残念ながら、今日は勝つことができませんでしたが、素晴らしい1週間をありがとうございました」と大会を振り返った。

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2019年2月17日のニュース