宇良、握力100キロ超えた!筋トレで入門時から倍増

[ 2019年2月6日 05:30 ]

握力100キロ超えを記録した宇良(撮影・西川 祐介)
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 力士らを対象にした定期健康診断が両国国技館内の相撲診療所で行われ、元幕内の人気力士、幕下・宇良(26=木瀬部屋)が握力測定で左右とも100キロを超えた。用意されていた握力計は100キロまでしか計測できず、針を振り切った。

 入門した15年当時は「50キロぐらいだった」が、16年秋場所で左手甲付近を骨折し、左は35キロまで落ちた。その後、米アイアンマインド社の握力を鍛える器具「キャプテンズ・オブ・クラッシュ・グリッパーズ」で鍛えると急激に数値が伸びた。驚異の握力にも「あまり相撲には生きない」と謙遜するが、日々の鍛錬は計り知れないパワーに変わった。

 宇良は幕内上位だった17年秋場所で右膝前十時じん帯を断裂し、6場所連続休場で三段目まで落ちた。復帰3場所目の初場所で幕下まで戻ったが、10日目に再び右膝を負傷して途中休場を強いられた。既に松葉づえなしで歩いており、「(完治まで)長い期間かかったとしても頑張ります」と復帰への強い意欲を示した。

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2019年2月6日のニュース