紀平梨花、練習中の転倒で左手薬指負傷「多分突き指と思うけど、けっこうやばい」

[ 2019年2月6日 10:36 ]

フィギュアスケート四大陸選手権 ( 米カリフォルニア州アナハイム )

フィギュアスケート四大陸選手権に出場する紀平梨花は練習中に左手薬指を痛め、リンクの脇で治療を受ける
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 フィギュアスケートの四大陸選手権(米国カリフォルニア州アナハイム)に出場する日本選手が5日、公式練習をした。女子の紀平梨花(16=関大KFSC)は、午後の練習の最後のジャンプとなった3回転ルッツで転倒。左手薬指を強く打った。取材ゾーンに引き上げてきた紀平は、笑顔を絶やさなかったものの、口から出た言葉は症状の深刻さを伺わせた。

 「多分、突き指だとは思うんですけど、けっこうやばいと思うんです。今からどういう風に(腫れや痛みが)引いてくるか。薬指が青くなっていて、まだなんともという感じです」

 それまでは、武器のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を4連続で成功させるなど、好調をアピールしていた。試合は2日後の7日から。あす1日も練習日とはいえ、痛みが消えるかどうかは不透明。現段階では歩いても患部に響く状態だそうで「冷やして、明日(6日)どんな状態になるか」と不安を口にした。昨年12月のGPファイナルで初出場優勝を飾ったホープに暗雲が垂れ込めた。

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