ラグビー日本代表 228日後のW杯へ合宿スタート リーチ主将「前回より準備できる」

[ 2019年2月4日 19:40 ]

<ラグビー日本代表練習>熱のこもった練習を行う松島(左)(撮影・吉田 剛)
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 今年9月20日に開幕するラグビーW杯日本大会にホスト国として臨む日本代表が4日、東京都町田市のキヤノンスポーツパークで合宿をスタート。228日後に始まる大一番へ向けて、長い旅路が始まった。

 欧州6カ国対抗を視察のためにジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチが不在の中、午前は測定、午後はFW、バックス分かれての基礎スキルのトレーニングなどを行った。今後、3月第1週の第5クールまではフィットネスや基礎スキルといった土台づくりに練習時間が割かれる予定。FB松島幸太朗(サントリー)は「今はスロースタート。みんなリラックスしながら、練習では100%やる感じ」と語った。

 4年前の前回大会は4月6日に宮崎で合宿をスタート。9月19日の初戦・南アフリカ戦の166日前の始動だった。今大会は2カ月準備期間が長い上に、リーチ・マイケル主将(東芝)ら主力選手は昨年12月中旬のトップリーグ終了後、6週間を休養に充てた。母国ニュージーランドや母の母国であるフィジーでバカンスを楽しんだリーチも「しっかり休んでリフレッシュした。家族との時間もつくった」と晴れやかな表情。心身共に十分な充電期間を経ており、気力やモチベーションも十分だ。

 4、5月にはスーパーラグビーの公式戦を利用し、サンウルブズを準代表化して実戦を積む。6月からは名実ともに日本代表として合宿やテストマッチに臨む予定だ。リーチも「前回大会より今回の方が準備できる。だから言い訳はできない」ときっぱり。目標の決勝トーナメント進出へ、1日も無駄にせず準備を整える。

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2019年2月4日のニュース