神鋼カーターらが入院中のこども訪問 「逆に笑顔をもらった」

[ 2019年1月24日 11:59 ]

神戸大病院に入院するこどもたちを訪問した、(左から)神戸製鋼の日下、カーター、前川、パーカー
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 今季のラグビーの日本選手権を制した神戸製鋼のSOダン・カーター(36=ニュージーランド)らが神戸市内の神戸大病院を訪問し、入院中の子どもたちと交流した。フランカー前川鐘平(30)、SOヘイデン・パーカー(28=ニュージーランド)、CTB日下太平(19)とともに柔らかいボールでパス交換をするなど、1歳から18歳までの25人と、約1時間一緒に過ごした。

 カーターは「ラグビーでケガをしたときは、気分が下がることがある。でも、病院を訪問して、もっとしんどいことを乗り越えている子どもたちを見た。自分たちはたいしたことがないと思える。どれだけ悩みが小さいか、と再認識させられた。世界にはもっとしんどいことを乗り越えている子どもがいる。頑張らないと」と語った。「大変な境遇の子どもたちに笑顔を届けたいという思いで来た。でも逆に、子どもたちの力強さを見て逆に笑顔をもらった。本当に来られて良かった」と、神妙な面持ちで語った。

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2019年1月24日のニュース