中嶋 日本プロゴルフ殿堂入り 通算48勝、賞金王4度

[ 2019年1月24日 05:30 ]

プレーヤー部門で殿堂入りした中嶋常幸(左)と森口祐子
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 日本プロゴルフ殿堂は23日、都内で会見し、第7回殿堂入り顕彰者4人を発表した。プレーヤー部門はツアー通算48勝で4度の賞金王に輝いた中嶋常幸(64)とママさんプレーヤーのパイオニア、森口祐子(63)が選ばれ、レジェンド部門は「早打ちマック」の愛称で親しまれた、佐藤精一氏(86)と、選手での活躍に加え日本女子プロゴルフ協会の発展に寄与した小林法子氏(74)が選出された。3月22日にパシフィコ横浜で顕彰式が行われる。

 中嶋は1973年の日本アマを大会史上最年少(当時)の18歳で制すとプロ入り後も数々の大会で活躍。1985年に初の1億円プレーヤーとなるなど、しのぎを削った青木功、尾崎将司と「AON」と呼ばれ、一時代を築いた。この日、日本プロゴルフ殿堂を通じて「実を言うと信じられない気持ちでいっぱいでした。まさか自分が選ばれるとは夢にも思いませんでした。ありがたくお受けさせていただくつもり」とコメントした。

 会見では日本ゴルフツアー機構の青木会長が「良い意味で刺激し合いながら、ここまできた」と独特の言い回しで述懐。日本プロゴルフ殿堂理事長の松井功氏も「第1期ゴルフブームを支えてくれた。中嶋さんと森口さんはまだシニアの現役で頑張っているので、優勝回数を伸ばしていただきたい」と称えた。

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2019年1月24日のニュース