稀勢に聞く 右膝は「大丈夫」「来年こそはいい年に」

[ 2018年12月26日 05:30 ]

大相撲初場所新番付発表

大勢の報道陣を前に初場所に向けての意気込みを語る稀勢の里(撮影・西川 祐介)
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 【稀勢の里に聞く】

 ――どんな思いで番付発表を迎えた。

 「巡業も全部休んだことで、たくさんの方に本当に申し訳ない気持ちがあった。そういう気持ちで会見しようと思った」

 ――右膝の状態は。

 「基本運動もできるようにもなった。場所前にしっかり相撲を取れると思うので、そこで調整していく。運動している感じでは大丈夫かなと思っている」

 ――巡業を休んでいた1カ月の気持ちは。

 「(22日の)茨城の巡業に間に合わせたかったが万全には至らなかった。正直、少し焦りはあった。まあ、やれることはやってきた」

 ――手応えは。

 「やってきたことをしっかり出し切るということもそうだし、いいところも伸ばしていきたい。悪いところも修正してやりたい」

 ――東の正横綱で迎える。

 「今年は本当に悔しい思いをしてきたから、来場所、来年こそはいい年にしたいと思っている。先場所は良くなかったが東の正横綱になったから、いいスタートと思っていい年にしていきたい」

 ――今年の誤算は。

 「なかなか調整もうまくいかず、なかなか思うようにいかない場所が続いた。来年こそ、自分の思った相撲を取り、応援してくださったファンにまたいい姿を見せようと」

 ――前向きになれないことはあったか。

 「正直、それは思った。巡業のことも考えていた。それより来年初場所を優先させてもらった」

 ――若い力が伸びてきた。

 「負けじとやるしかないと思っている」

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