柴崎 15試合ぶりの先発出場で2試合ぶりの勝利に貢献

[ 2018年12月15日 23:04 ]

スペイン1部第16節   ヘタフェ1―0レアル・ソシエダード ( 2018年12月15日 )

 スペイン1部ヘタフェの日本代表MF柴崎岳(26)が、リーグ戦で開幕節以来15試合ぶりの先発出場を果たした。

 15日、ホームのレアル・ソシエダード戦に4―4―2の左MFで先発し、後半24分までプレー。開始直後の前半3分に先制ゴールに絡んだ。速攻で左サイドを一気に駆け上がって味方のスルーパスを引き出すと、慌てた相手のクリアボールからFWモリーナの先制点が生まれた。

 その後も攻守に存在感を発揮した。前半34分にペナルティーエリア左で味方とのパス交換からチャンスを演出。持ち前のパス、ボールキープだけでなく、攻めに転じた場面で素早く積極的な飛び出しを繰り返した。守備でも前半38分、40分と相手ボールを奪って貢献。後半は布陣変更で中央でプレーし、同24分に交代する際には地元ファンから拍手を浴びた。チームは先制点を最後まで守り切って、2試合ぶりの勝利を挙げた。

 柴崎のリーグ戦出場は今季3試合目。途中出場した9月16日の第4節セビリア戦以来約3カ月ぶりで、先発となると8月19日の開幕節レアル・マドリード戦以来約4カ月ぶりだった。

 柴崎は1月開幕のアジア杯(UAE)に向けた日本代表メンバーに選ばれている。

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2018年12月15日のニュース