グリズリーズがついに西地区全体の単独首位に浮上 スパーズに競り勝って5連勝

[ 2018年11月22日 15:30 ]

ハイタッチを交わすグリズリーズのガソル(AP)
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 NBAは21日に各地で13試合を行い、渡辺雄太(24)が「2―WAY契約」を締結しているグリズリーズは敵地サンアントニオ(テキサス州)でスパーズに104―103(前半61―59)で競り勝って5連勝。今季成績を12勝5敗として、この日バックスに敗れたトレイルブレイザーズと入れ替わって西地区全体の単独首位に躍り出た。

 試合は大接戦。グリズリーズはガードのマイク・コンリー(31)が30得点と9アシスト、センターのマーク・ガソル(33)が20得点と10リバウンドをマークし、ガソルは1点差を追って迎えた第4Qの残り0・7秒にフリースローを2本とも成功させてチームを勝利に導いた。

 スパーズは8勝9敗。この日24得点のデマー・デローザン(29)が第4Qの残り1・2秒にジャンプシュートを決めて103―102としたが、直後のプレーでルディー・ゲイ(32)がシュート体勢に入っていたガソルに接触し、痛恨の反則をコールされた。

 レイカーズのレブロン・ジェームズ(33)は昨季まで在籍した古巣キャバリアーズとクリーブランド(オハイオ州)で対戦し、36分の出場で32得点、14リバウンド、7アシストをマーク。95―99で迎えた第4Qの残り3分27秒からは1人で連続10得点を稼いで109―105(前半49―52)での勝利に貢献した。

 レイカーズはここ7戦で6勝目を挙げて10勝7敗。西地区全体では7位につけている。

 不振のキャバリアーズは2勝14敗。セディ・オスマン(23)が42分の出場でチーム最多の21得点を稼いだが、最後はジェームズの勢いを止められず、チームは3連敗を喫した。

 ファイナル3連覇を狙うウォリアーズはサンダーに敗れて6季ぶりの4連敗。ペリカンズを1点差で退けた76ersはホームでは10戦全勝となった。

 なお21季目を迎えているホークスのビンス・カーター(41)はラプターズ戦で14得点を記録。史上22人目となる通算2万5000得点を達成した。

 <その他の結果>

*ロケッツ(9勝7敗)126―124ピストンズ(8勝7敗)

*ホーネッツ(9勝8敗)127―109ペイサーズ(11勝5敗)

*76ers(13勝7敗)121―120ペリカンズ(10勝8敗)

ラプターズ(15勝4敗)124―108*ホークス(3勝15敗)

ニックス(5勝14敗)117―109*セルティクス(9勝9敗)

*ブルズ(5勝13敗)124―116サンズ(3勝14敗)

*バックス(13勝4敗)143―100トレイルブレイザーズ(12勝6敗)

ナゲッツ(11勝7敗)103―101*ティンバーウルブス(7勝11敗)

*マーベリクス(8勝9敗)119―113ネッツ(8勝11敗)

キングス(10勝8敗)119―110*ジャズ(8勝10敗)

サンダー(11勝6敗)123―95*ウォリアーズ(12勝7敗)

 *はホームチーム

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