アベック8強に伊達「遅かれ早かれこの日が来ると」修造「これが今後いつも起きる」

[ 2018年9月4日 08:30 ]

テニス全米オープン第8日 ( 2018年9月3日    ニューヨーク )

錦織圭(左)と大坂なおみ
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 日本男女の同時8強入りは全米では初めて、4大大会では95年ウィンブルドンの伊達公子、松岡修造以来23年ぶりとなった。大会を中継するWOWOWのアンバサダーとして来場している伊達さんは「遅かれ早かれこの日が来ると誰もが感じていたと思う」と冷静に語った。

 今季は大坂の4大大会でのプレーを間近で見ながら、その成長を感じてきたという。「最初はパワーで押し切りたい、パワーをアピールしたい感じだった。今は我慢を覚えてフットワーク、サーブの打点、セカンドサーブもよくなった。何よりメンタルにメリハリがついて判断力がついてきた」と大坂の進化を語った。準々決勝の相手は世界36位でノーシードのツレンコ(ウクライナ)。「勝つときはドローも開けてくる。最良の準備をするだけだと思う」とさらなる進撃に期待した。

 松岡氏も解説者として現地しており「これが今後いつも起きるんだろうな」と語った。2人のプレーに8強以上に期待を寄せ「松岡修造と違って、偶然ではなく実力で入った。凄いことですけど順当。ここからスタートしていく快挙という気がします」とエールを送った。

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2018年9月4日のニュース