相撲未経験のデルザト・コルヴィン龍我 美容師になるか悩んだ末角界入り選択

[ 2018年9月4日 15:21 ]

新弟子検査が迫り心配そうな顔のデルザト
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 大相撲の新弟子検査が4日、両国国技館内で行われ、父が米国人で母が日本人のデルザト・コルヴィン龍我(19=錦戸部屋)が取材に応じた。神奈川・横須賀工高卒業後、美容室を経営する母に憧れ、美容師の専門学校に進学することも考えたが、同時期に角界からも誘いがあり、「(相撲は)若いときしかできない。美容師はいつでもできる」と力士になることを決断した。

 中学時代には柔道の大会で県3位に入った実績があり、握力は両手とも約60キロをマーク。背筋は120キロと、ハーフの優しい顔に似合わずパワーがある。憧れは、柔道経験のあるジョージア出身の大関・栃ノ心だ。「若貴」の言葉も知らない相撲未経験者。厳しい世界に飛び込んできた男は「自分がどこまでできるか限界を知りたい」と目を輝かせた。

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2018年9月4日のニュース