第２次トレーニングスコッド４７人発表　大学生で唯一、早大・斎藤が加入

[ 2018年8月29日 17:03 ]

　日本ラグビー協会は２９日、２０１９年Ｗ杯日本大会に向けた第２次トレーニングスコッド４７人（ＦＷ２５人、バックス２２日）を発表した。

　５月に発表した第１次トレーニングスコッド４０人からは暴力事件を起こしたＮＯ・８アマナキ・レレイ・マフィ（ＮＴＴコミュニケーションズ）ら３人が外れ、新たに１０人を選出。大学生で唯一、ＳＨ斎藤直人（早大３年）が新たに選ばれている。今後、トップリーグ第３節終了後の９月１７日に追加選手が発表され、ニュージーランドやイングランド対戦する１１月のテストマッチシリーズへ向かう。

　今回新たに選ばれた１０人では、過去最高の３勝をマークした１５年Ｗ杯イングランド大会メンバーのプロップ山下裕史（神戸製鋼）、ＮＯ・８ヘンドリック・ツイ（サントリー）、ＷＴＢ藤田慶和（パナソニック）の３人が“復帰”。プロップ山本幸輝（ヤマハ発動機）、フッカー日野剛志（同）、ＣＴＢシェーン・ゲイツ（ＮＴＴコミュニケーションズ）、ＷＴＢ石井魁（同）、ＷＴＢロトアヘア・アマナキ・大洋（リコー）、ＦＢヘンリー・ジェイミー（トヨタ自動車）も選出された。なお、ロックのグラント・ハッティング（神戸製鋼）、ジェームス・ムーア（宗像サニックス）、フランカーのベン・ガンター（パナソニック）、ピーター“ラピース”・ラブスカフニ（クボタ）、ＣＴＢゲイツについては１９年Ｗ杯までに日本代表資格を取得する見込みとなっている。

　メンバーは以下のとおり。

　▽プロップ　浅原拓真（東芝）、稲垣啓太（パナソニック）、具智元（ホンダ）、ヴァル・アサエリ愛（パナソニック）、三上正貴（東芝）、山下裕史（神戸製鋼）、山本幸輝（ヤマハ発動機）

　▽フッカー　坂手淳史（パナソニック）、庭井祐輔（キヤノン）、日野剛志（ヤマハ発動機）、堀江翔太（パナソニック）

　▽ロック　アニセ・サムエラ（キヤノン）、グラント・ハッティング（神戸製鋼）、ヴィンピー・ファンデルヴァルト（ＮＴＴドコモ）、ヘル・ウヴェ（ヤマハ発動機）、真壁伸弥（サントリー）、ジェームス・ムーア（宗像サニックス）

　▽フランカー　ベン・ガンター（パナソニック）、徳永祥尭（東芝）、西川征克（サントリー）、ピーター“ラピース”・ラブスカフニ（クボタス）、リーチ・マイケル（東芝）

　▽ＮＯ・８　ツイ・ヘンドリック（サントリー）、布巻峻介（パナソニック）、姫野和樹（トヨタ自動車）

　▽ＳＨ　内田啓介（パナソニック）、斎藤直人（早大３年）、茂野海人（トヨタ自動車）、田中史朗（パナソニック）、流大（サントリー）

　▽ＳＯ　田村優（キヤノン）、松田力也（パナソニック）

　▽ＣＴＢ　シェーン・ゲイツ（ＮＴＴコミュニケーションズ）、立川理道（クボタ）、シオネ・テアウパ（同）、ウィリアム・トゥポウ（コカ・コーラ）、中村亮土（サントリー）、ラファエレ・ティモシー（コカ・コーラ）

　▽ＷＴＢ　石井魁（ＮＴＴコミュニケーションズ）、福岡堅樹（パナソニック）、藤田慶和（同）、山田章仁（同）、レメキ・ロマノ・ラヴァ（ホンダ）、ロトアヘア・アマナキ・大洋（リコー）

　▽ＦＢ　ヘンリー・ジェイミー（トヨタ自動車）、野口竜司（パナソニック）、松島幸太朗（サントリー）