バスケ買春4選手は「1年間の公式戦出場権剥奪」 協会が処分発表

[ 2018年8月29日 14:05 ]

20日の会見で謝罪する(左から)永吉、橋本、三屋会長、東野技術委員長、佐藤、今村(撮影・西尾 大助)
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 日本バスケットボール協会は29日、都内で臨時理事会を開き、ジャカルタ・アジア大会中に買春行為があり、日本選手団の代表認定を取り消された男子日本代表4選手についての処分を決定。理事会後に三屋裕子会長らが会見し、4選手について「1年間の公式試合出場権剥奪処分を科す」とした。

 三屋会長は報酬10%減額3カ月の処分となる。

 永吉佑也(27=京都)、橋本拓哉(23=大阪)、今村佳太(22=新潟)、佐藤卓磨(23=滋賀)の4選手は今月16日の1次リーグ2戦目のカタール戦に勝利した後、午後10時すぎに選手村から外出。食事を終えた17日午前0時ごろ、2軒目の店を探していると4〜5人の女性に声を掛けられた。たまたま居合わせた日系企業に勤めるという2人の日本人が通訳に入って女性側と交渉。「いけないことをしているという認識はあった」(橋本)が、ホテルに入って不適切な行為をし、17日午前2時半ごろ選手村に戻った。1人120万ルピア(約9000円)を払ったという。

 20日に問題が発覚し、4人は代表認定を取り消され帰国。都内で会見を開き、謝罪した。

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2018年8月29日のニュース