豊ノ島は5勝2敗 再十両へ視界良好 幕下は「もう終わりにします」

[ 2018年7月22日 15:43 ]

大相撲名古屋場所千秋楽 ( 2018年7月22日    ドルフィンズアリーナ )

 西幕下7枚目の豊ノ島(35=時津風部屋)が芝を寄り切って5勝2敗で場所を終えた。左を差して右上手をとる万全の相撲だった。これで9月の秋場所の番付で幕下の5枚目以内まで上がるのは確実。九州場所での再十両へ視界は広がった。

 今場所を振り返って「前に出ることを徹底したことはよかった。4番と5番では全然違う」と前向きに総括した。

 かつては三役の常連。幕内だった2016年夏場所後に左アキレス腱を断裂してから番付は急降下。同年九州場所で幕下に落ちてから約2年、関取の座から遠ざかっている。「来場所は(再十両を)決めて、もう(幕下は)終わりにします」。復活への闘志は衰えていない。

続きを表示

2018年7月22日のニュース