横審・北村委員長 稀勢の里の「決意を尊重したい」

[ 2018年7月5日 16:14 ]

横綱・稀勢の里
Photo By スポニチ

 日本相撲協会の諮問機関である横綱審議委員会の北村正任委員長(毎日新聞社名誉顧問)は5日、大相撲名古屋場所(8日初日、ドルフィンズアリーナ)を休場する横綱稀勢の里(32=田子ノ浦部屋)について、以下の通りコメントを発表した。

 「体調が回復しつつあると伝えられていたので、休場となったことは残念だが、万全ではないと自ら判断したのだからやむを得ない。ファンの大きな期待に応えたい気持ちとの相克はさぞ苦しいことと思うが、来場所に全てをかけるという本人の決意を尊重したい」

 稀勢の里の休場は8場所連続9度目で、今年の春場所から3場所連続の全休。横綱の8場所連続休場は、貴乃花の7場所を抜いて単独のワースト記録となった。

続きを表示

2018年7月5日のニュース