横審 稀勢の里復帰は「名古屋とは限らない」

[ 2018年5月29日 05:30 ]

資料を見つめる北村委員長(撮影・白鳥 佳樹)
Photo By スポニチ

 場所後恒例の横綱審議委員会が東京・両国国技館で開かれ、北村正任委員長(毎日新聞社名誉顧問)は7場所連続休場となった横綱・稀勢の里について「非常に残念。きちっと体をつくって、心身とも自信を持てるようにして出てきてほしい」と復活を期待した。

 復帰時期については「名古屋とは限らない。(いつまでに出場すべきという)条件は考えていない」と長い目で見ていく考えだ。一方で、早期出場を望む声も少なくない。山内昌之委員(東大名誉教授)は「名古屋を休んだ場合、一つの強い表現が使われるかもしれない」と、「激励」「注意」などを決議する可能性について言及した。

 大関に昇進する栃ノ心については「みんな良かったと言っていた。相撲の取り方がまっとうで、一生懸命力を出して勝つ相撲は好感が持てるという意見だった」と話した。

続きを表示

2018年5月29日のニュース