松鳳山 魂の“タックル”で7勝目「そこに足があったから」

[ 2018年5月26日 20:21 ]

大相撲夏場所14日目 ( 2018年5月26日    両国国技館 )

 前頭2枚目の松鳳山(34=二所ノ関部屋)が前頭3枚目の大栄翔(24=追手風部屋)を渡し込みで破り、7勝7敗とした。

 「もっと楽に組めると思った」と反省したが、鋭い出足で食らいつくと、大栄翔の左足を抱えるようにして押し出した。ラグビーのタックルを思わせる、低く速い渡し込み。「足を取りたくなったんですよね。そこに足があったから」と独特の表現で振り返った。

 横綱・鶴竜(32=井筒部屋)、関脇・逸ノ城(25=湊部屋)に土をつけながらも、前半戦は2勝6敗。それでも気持ちを切らさずに攻めの相撲を貫いて星を五分に戻した。 「あと一番。しっかり出し切ればどういう結果になってもいい。出し切らないと後悔する」。「子供の顔を見ると頑張れる」と話す2児のパパが完全燃焼を宣言した。

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2018年5月26日のニュース