ジャズが3連勝 ミッチェル33得点 チームの新人プレーオフ記録を更新

[ 2018年4月24日 14:49 ]

ジャンプシュートを放つジャズのミッチェル(AP)」
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 NBA西地区全体5位のジャズは23日、地元ソルトレイクシティーで4位のサンダーを113―96(前半58―52)で下して3勝1敗。初戦を落としながら3連勝を飾り、2年連続の地区準決勝進出にあと1勝と迫った。

 新人シューティング・ガードのドノバン・ミッチェル(21)は39分出場してフィールドゴール(FG)を28本中13本成功させて33得点。1986年にカール・マローンが樹立したチームの新人最多記録(31得点)を32年ぶりに更新した。

 ジョー・イングルス(30)は5本の3点シュートなどで20得点。第3戦でトリプルダブルを達成したリッキー・ルビオ(27)は13得点、6リバウンド、8アシストをマークした。

 サンダーは地元オクラホマシティーで行われた第1戦こそ116―108で勝ったが、第2戦以降は3連敗。ポール・ジョージ(27)は32得点、ラッセル・ウエストブルック(29)は23得点、14リバウンドをマークしたものの、第2Q終盤から点差は開いていった。

 ウエストブルックは前半で4反則。ジャズの執ようなマークにあって思うようなプレーができず、新人のミッチェルとは対照的に冷静さを欠く場面もあった。

 チームの3点シュートの成功は26本放ってわずか5本のみ。ジョージ、ウエストブルック、さらにカーメロ・アンソニー(33)を合わせたビッグ3の3点シュートは18本中2本しか決まっておらず、精度を欠いた主力選手のシューティングが敗因となった。

 その一方でジャズのイングルスが決めた5本の3点シュートはほぼノーマークの状態。サンダーはカバー・ディフェンスにも課題を残しており、攻守両面で立て直す必要がありそうだ。

 なおこのカードの第5戦は場所をサンダーの本拠地オクラホマシティーに移して25日(日本時間26日)に行われる。

 <チーム記録>

 ▼FG成功率=ジャズ(45・1%)、サンダー(39・3%)

 ▼3点シュート成功率=ジャズ(35・3%)、サンダー(19・2%)

 ▼FT成功率=ジャズ(70・4%)、サンダー(83・3%)

 ▼リバウンド=ジャズ(49)、サンダー(46)

 ▼アシスト=ジャズ(21)、サンダー(10)

 ▼ターンオーバー=ジャズ(12)、サンダー(15)

 ▼速攻ポイント=ジャズ(3)、サンダー(11)

 ▼ペイント内ポイント=ジャズ(48)、サンダー(42)

 ◆ベンチスコア=ジャズ(18)、サンダー(18)

 <個人記録>

 ▼チーム最多得点=ミッチェル(ジャズ=33)、ジョージ(サンダー=32)

 ▼チーム最多リバウンド=ゴベール(ジャズ=10)、ウエストブルック(サンダー=14)

 ▼チーム最多アシスト=ルビオ(ジャズ=8)、ウエストブルック(サンダー=3)

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