逸ノ城 誕生日に誓う「大関が目標」

[ 2018年4月8日 05:30 ]

誕生ケーキを手に笑顔を見せる逸ノ城
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 大相撲の春巡業が7日、愛知県刈谷市で行われ、この日が誕生日だった小結・逸ノ城(25=湊部屋)が付け人や報道陣から祝福された。巨体から息を吐き出し、ケーキのろうそくを一気に吹き消すと「皆さんに期待されている。大関が目標」と力強く誓った。

 ただの巨漢力士とは言わせない。先場所は9勝6敗と、三役としては15年夏場所以来、約3年ぶりに勝ち越した。腰痛対策として一時はダイエットし180キロ台まで減った体重も、腰痛の改善に伴い回復。現在は減量前とほぼ同じ210キロ強ある。しかし、中身は全く別で「筋肉で戻した。前とは違う」と胸を張った。夏場所の目標は「2桁」。大関獲りの足固めにするつもりだ。

 【春日野巡業部長 奥で見守っていた】4日の舞鶴巡業の土俵上で市長の救命措置をしていた女性に対し「下りてください」と場内放送があった問題で、春日野巡業部長(元関脇・栃乃和歌)が、この日取材に対応。会場奥で見守る姿が写った写真を自身と認め「幕内の取組を見に行く準備をした時で(花籠)巡業副部長が(土俵へ)行った。心配はしていた。担架で運ばれた後は玄関まで一緒に行った」と話した。当初は、何が起こったか把握できていなかったという趣旨の説明をしていた。

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