松山英樹メジャー初制覇厳しく 14打差21位に後退

[ 2018年4月8日 08:34 ]

マスターズ第3日 ( 2018年4月7日    米ジョージア州オーガスタ オーガスタ・ナショナルGC=7435ヤード、パー72 )

<マスターズ第3R>第4ホールでショットの行方を見つめる松山(AP)
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 18位から出た松山英樹(26=LEXUS)は3バーディー、3ボギーの72でスコアを伸ばせず、通算イーブンパーのまま順位は23位に後退した。スコアを伸ばせるムービングデーの3日目に足踏みが続いた。初日や2日目をなぞるような展開で、ショットでチャンスにつけきれず、微妙な距離が残ったパットはことごとくカップを一筋外れていった。12番でもバーディーパットがわずかに外れると、思わずしゃがみこんで悔しがった。「5アンダーか6アンダーで回っていれば面白い位置にいけたけど残念」

 15番パー5では右6メートルに2オンして2パットのバーディーを奪った。続く16番でも1・5メートルにつけて連続バーディーとした。しかし、最終18番で1・2メートルのパーパットを外し、2日連続のボギーフィニッシュ。わずかな上げ潮ムードも断ち切れてしまった。首位のパトリック・リード(27=米国)とは14打の大差がつき、最終日を前に日本男子初のメジャー制覇は厳しい状況となった。

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2018年4月8日のニュース