稀勢 連合稽古参加せず、横綱昇進後初めて 春場所出場に不安

[ 2018年3月6日 05:30 ]

横綱・稀勢の里
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 大相撲春場所(11日初日、エディオンアリーナ大阪)に向けた二所ノ関一門連合稽古が5日、堺市北区の尾車部屋で行われ、5場所連続休場中の横綱・稀勢の里は参加しなかった。全休した昨年秋場所前の二所ノ関一門連合稽古にも参加しており、昨年初場所後に横綱に昇進してからは初の欠席となった。

 師匠の田子ノ浦親方(元幕内・隆の鶴)は「本人と話して(不参加を)決めた。体を整えないといけない」と説明。独自調整を優先させる形となったが、関係者によると、大阪市港区の田子ノ浦部屋でも稽古場に下りなかったという。6日は二所ノ関部屋で連合稽古が行われるが、参加するかどうかは未定。大阪入り後は弟弟子の高安との稽古を積んできたが、調整不足の感は否めなかった。連合稽古の欠席で、春場所の出場に不安を残した。

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2018年3月6日のニュース